『萬代橋』
新潟のシンボル
国の重要文化財
ざっくり『萬代橋』の概要
『初代 萬代橋』
信濃川下流に架けられた橋
当時 木橋で 日本一の長さ
1886年(明治19年)
約800m×約7m
当時の川幅:約700m
『三代目 萬代橋』
御影石を使った 美しい6連アーチ
国の重要文化財
1929年(昭和4年)
約300m×約20m
現在の川幅:約270m
萬代橋といえば…?
1967年の大ヒット!美川憲一さんの「新潟ブルース」で、全国的な認知度が広まったかもしれません。
いずれにしても、萬代橋は、新潟のシンボルとして、親しまれ続けています。
萬代橋の魅力は?
花崗岩(かこうがん)や、御影石で、施された、美しい6連アーチが特徴。
風格と洗練された雰囲気を放っています。
2024年(H16)に国の重要文化財に指定。
橋で国の重要文化財になったのは、東京の「日本橋」に次いで「萬代橋」が二番目。
萬代橋の由来は?
初代萬代橋は、木橋でしたが、当時(明治19年)日本の橋で最も長い橋でした。
信濃川の最下流に作られたこの橋は、信濃川を挟んだ東西の結びつきを強めました。
現在、1日4万以上の自動車が、この橋を往来しています。
萬代(よろずよ)までも、新潟の街の永遠の発展を願って、萬代橋(当時はよろずよ橋と呼ばれた)と名付けられました。
歴代萬代橋
初代萬代橋
➡ 長さ:約782m・幅:約7.3m
二代目萬代橋
➡ 長さ:約782m・幅:約7.9m
三代目萬代橋
➡ 長さ:306.9m・幅:22m
萬代橋の歴史
以下、-萬代橋の概要と歴史- 国指定重要文化財萬代橋【新潟国道事務所】 (mlit.go.jp)より転用
初代萬代橋
かつて信濃川下流域にはひとつも橋がありませんでした。
初代萬代橋(よろずよばし)が完成したのは明治19年(1886年)のこと。長大な木橋として大河信濃川に架けられました。
当初は個人所有の有料橋でしたが、明治33年(1900年)4月に県が買い取り、無料橋となりました。
二代目萬代橋
明治41年(1908年)3月8日、新潟大火により、初代萬代橋は半分以上焼け落ちました。
萬代橋は多くの人馬車の通行があり、交通上重要な橋としてその通行を一日たりとも止めることが出来なかったため、県は直ちに建設に着手し、明治42年(1909年)12月に二代目萬代橋が完成しました。
三代目萬代橋
大正11年(1922年)の大河津分水路通水を期にした改修で、信濃川の川幅は1/3へと大幅に縮小されました。
それにより、橋を永久橋として架け替えることが実現可能となり、昭和2年(1927年)7月に起工し、昭和4年(1929年)8月に竣工、今日に至っています。
平成16年(2004年)7月6日に、三代目萬代橋は国の重要文化財に指定されました。また同年、照明灯、橋側灯が建設当時の設計図書をもとに忠実に復元されました。
(只今作成中:2024.4.22)